日頃のストレスが寝つきを悪くすることになるって知ってますか?

仕事で失敗したとき、人間関係でうまくいかなくなったときなどイライラしてしまうことがありますよね。そういうときは何もしたくないから寝てしまおう、と考える人も多いかと思います。寝ることも確かにストレスの解消になりますから、これは良い判断だと言えます。しかし、あまりにもイライラしたときにはその肝心な睡眠に入れないことがあります。なかなか眠りにつけないのは、やはり心に抱えているストレスが原因なのです。

わたしたち人間が活動をしているときは、交感神経が活発になっています。仕事や勉強、運動など、日常生活における様々な行動をしているときは常にこの交感神経が働いているのです。つまり心身を覚醒させているということですから、そして「心がすさんでイライラする」とか「心配ごとがあって不安」など、何かしらストレスを感じているときも交感神経は活発になっています。

これは精神的に興奮している状態であるため、心だけでなく身体もまったく休まっていない状況です。この状態のままだと、たとえ布団をかぶって寝ようとしても心身ともに興奮状態なわけですから、なかなか寝付けないということなのです。

逆に、休んでいるときは副交感神経が活発に働いています。副交感神経がよく働いているときは心身ともにリラックスしている状態であり、疲労した脳と身体の修復を行っています。つまり、その間はストレスの解消がされているということなのです。副交感神経がよく働く条件の例としては睡眠をとるとき、好きな音楽を聴くとき、お風呂に入るときなどが挙げられます。最初の方で眠ることがストレスの解消になると言ったのは、睡眠という形で心身を休めることが副交感神経の活動を促しているからなのです。

イライラして眠れない、というときは無理に寝ようと思う必要はありません。「寝なくちゃ!」と焦ってしまうことが、かえって睡眠を遠ざけてしまうことになるからです。心地よい睡眠をとるためには、眠る前にストレスをできる限り解消してあげなければなりません。ストレスを抱えていてつらい、ということは心に余裕がない状態だということです。ですから心にゆとりを持たせてあげることが大切なのです。

ストレスを発散する方法は人によって様々です。自分なりの方法を実践していくのが解消への最善の道となるでしょう。思いっきり泣いてみるもよし、カラオケに行くもよし、走ってみるもよし!何でも良いのです。嫌なことは一度頭の中から放り出し、ただ一途に没頭することができる方法を見つけることが大切です。

ただし、不健康なストレスの発散方法は控えるようにしてください。たとえばやけ食い、やけ酒など明らかに健康を損ねる方法です。食べることやお酒を飲むことがストレスを発散する方法だという人ももちろんいることでしょう。しかしこれらは実践した当初はスカッと気分が晴れても、後々体重増加やアルコール依存症などに陥り、その罪悪感でまたストレスを抱えるという悪循環を生み出すことになりかねません。食事をする、またはお酒を飲むのならその量をよく考えておいてくださいね。

ストレスの解消をするにしても、あくまでも心身ともに健康な状態になれる方法を実践していくようにしましょう。また、ストレスはつらくなるまでため込まずに日頃から発散していくようにしましょう。適度な負荷というのは自分を奮起させる効果をもたらしてくれることもありますが、しんどいと思うようになるとそれはただの負担になってしまいます。心配事が減っていけばそれだけ心にゆとりを持てるようになります。そしてより早く寝付けるようになり、深い眠りにつくことが可能になっていくのです。