質の良い睡眠を取るには心身ともにリラックスをすることが大切

眠るときにもっとも望ましい状態というのは、心と身体が安定した状態です。何にも煩わされず、ただ睡眠をとるということだけに専念できるからです。しかし、現代人はとても多忙です。そのため、心身が安定した状態を保つことができる時間というのはあまりないことがほとんどです。自然に安定させることができないのであれば、自発的に心と身体をリラックスさせることができる状況をつくっていく必要があります。

けれどもリラックスさせる方法がわからない、という人もいるのではないでしょうか?そういうときは、一般的に言われていることを試してみるのです。よく聞くリラックス方法としては、音楽を聴くことが挙げられます。クラシックを聴くと眠くなるという人が結構いますよね。単純にその人がクラシック音楽に興味がないという可能性もありますが、クラシック音楽は世間一般でもリラックス効果が高いことで有名です。

クラシックはあまり聴かないということであれば、自分の好きな曲でも大丈夫です。あまり激しい曲調の音楽だと精神がたかぶって興奮してしまうこともあるので、睡眠前に聴くのには不向きだと言えます。けれどもゆったりした曲調のものであれば、睡眠前に聴いても問題ありません。「これなら眠れそう」という曲調の音楽を探してみるのも楽しいかと思いますよ。

それから、これはとても単純なことではありますが目を閉じてみることもリラックスできる方法の一つです。普段のわたしたちは常に目を開き、様々な物をその視界に入れています。意識していないと思っていても、目は視界の中のすべての物をとらえているのです。ですから、実際には感じ取れなくても目はとても疲労している状態です。そしてそれはわたしたちの心にも同じことが言えるのです。

情報社会はわたしたちにあらゆる有益な情報を提供してくれます。インターネットに接続していると、そのことをより強く感じられることでしょう。情報は助けとなる一方、わたしたちを攻撃したり惑わせたりする側面も持っています。防具にもなれば武器にもなる代物なのです。それに情報は無分別に溢れているものですから、知りたくない情報をとらえてしまうこともあります。こうして情報に翻弄されるばかりでは心はどんどん疲れてしまいます。

ですから、一度目を閉じて何もかもをシャットダウンしてみてください。同時に深呼吸をすると、さらに心が落ち着かせることができます。目を開いて情報を拾い上げることももちろん大切ですが、時には自分を労わる意味を込めて情報を受け取ることをやめてみましょう。何事もメリハリが重要なのです。

この他にもお風呂に入ったり、ペットと戯れてみたり、小説を読んでみたり…とここでは採り上げることができないほどリラックスする方法はたくさんあります。どれが自分に適しているかは試してみないことにはわかりませんから、まずは興味のあるリラックス方法を生活の中に取り入れてみることをおすすめします。そして気に入った方法を眠る前の習慣としていくのです。習慣は良い睡眠を取るための合図となってくれるものです。焦らず、自分にぴったりの方法を模索していってくださいね。

ただし、自分が楽しくても睡眠前の習慣には適さないものがあるということを覚えておいてください。たとえば、パソコンやスマートフォンなどを使うことです。画面の光は目にとっては刺激が強いのです。さらには、目を酷使することで目が疲労し、交感神経を高めることにもなります。そうなると睡眠の準備が不十分となるため、睡眠の質が下がってしまいます。あくまでも心と身体を休息させることができる方法を選択することが大切なのです。