睡眠不足は体調不良の原因!知っておいてほしい3つの危険性

睡眠時間が短いことや、徹夜してしまったことを自慢してくる人が周囲にいませんか?しかし、睡眠不足の状態というのは危険な状態なのです。ですから、何の自慢にもならないのです。周りに自慢してくる人がいたならこっそり鼻で笑ってあげるか、もしくは優しく諭してあげましょう。あるいは自分がそうであったなら、今すぐその考えを改める必要がありますよ!

では、なぜ睡眠不足がいけないことなのでしょうか?なんといって、睡眠不足こそが人の健康をおびやかしてしまうからなのです。その危険性を3つのポイントに分けてご説明します。

まず一つめは睡眠不足の人は太りやすくなるということです。睡眠時間を6時間から7時間とっている人は、肥満の人が少ないことがわかっています。しかし睡眠時間が少ない人は、空腹を増長させるグレリンという物質が体内で多く分泌されるようになります。逆に食欲を抑えるレプチンがあまり分泌されなくなります。そうなると夜中にお腹が減ってしまうわけですから、空腹を満たすために必要以上の食事をすることになります。その結果として肥満に繋がってしまうということなのです。

睡眠不足が毎日のように続くとなると、さらに肥満の可能性は高くなってしまいます。このことから、減量中の人にとっては睡眠不足は特に大敵だと言えますね。食事のバランスをきちんと考え、運動もしているのになかなか体重が減ってくれないというときは、睡眠不足が影響している場合があります。自分の睡眠時間をもう一度見直し、改善していきましょう。

二つめは、血圧を上昇させるということです。起きて活動をしている間は交感神経が活発になっており、この交感神経が手や足にある末梢血管を収縮させ、血圧を上昇させています。逆に眠っている間は交感神経の活動が穏やかになりますから、末梢血管は緩まり血圧は低下します。このサイクルが平常の血圧を保っています。しかし睡眠不足が続くと交感神経が活発なままとなり、緩むことなく末梢血管は収縮しているので血圧が高い状態が続いてしまうというわけなのです。

血圧が上昇しっぱなしの状態というのは人体にとっては負担です。睡眠をしっかりとり、上昇と低下のサイクルをきちんと促してあげる必要があるのです。また、交感神経が活発なままだと寝つきを悪くしてしまうことにもなります。以前はすんなりと眠りにつけたのに最近は寝つきが悪い、というようなら睡眠不足によって交感神経が興奮状態にあることが原因だと考えられます。

そして最後の三つめは、睡眠不足は寿命を短くするということです。これが何よりおそろしいことではないでしょうか?寿命が短くなることに関する詳細な原因というのは、実は未だによくわかっていません。けれども、十分な睡眠がとれずに脳も身体も休まらない状態では人間はどんどん疲弊していってしまいます。それと同時に、自分の命を削ってしまっているのだと考えられます。また、睡眠不足は集中力も低下させます。このことが事故などを起こす要因にもなり、結果として寿命を縮めていることもあるのです。

以上3つの危険性を考えると、睡眠不足の状態がいかにこわいものであるかがよくわかるかと思います。日中の活動に支障をきたさないよう程度の睡眠時間というのは、人によってまちまちです。そのため、数時間の睡眠でも割と大丈夫な人や、6、7時間ちゃんと寝ないとつらいという人もいます。しかし、人間が必要とする睡眠時間というのは皆等しく同じです。睡眠は人生を十分に謳歌していくには欠かせない要素です。人間にとって必要な睡眠時間をきちんと確保し、睡眠を欠かさないよう心がけていくことが重要なのです。